錬金術

錬金術(れんきんじゅつ)
黄金をつくり出す技術の追究を中心とし、不老長寿の霊薬の調合と重なり合う中で、広く物質の化学的変化を対象とするに至った古代・中世における一種の自然学。中国・インド・アラビア・西欧など、それぞれに宗教・哲学と結びつき固有の内容をもつ。中世ヨーロッパでは、アラビアで体系化されたものが精緻化され、種々の金属の精製や蒸留・昇華法など化学的な知識の蓄積を見、近代化学の前史的段階をなした。(大辞林)

ライブドアが時価総額を膨らませる方法として、マスコミがこの言葉を用い、言葉自体に悪い印象を与えているが、本来は基礎化学の礎となった前史の技術と考えた方が良い。
だから、マスコミの使う錬金術という言葉は、非常に耳障りが悪い。
「鋼の錬金術師」という、漫画(アニメ)には、その劇中の中に等価交換という言葉が出てくる。

等価交換(とうかこうかん)
等しい価値を有するものを相互に交換すること。特に、地主が土地を、開発者が建設資金を出資し、完成後の土地と建物を出資比率に応じて取得する開発方式をいう。

時価総額という打ち出の小槌に対する交換するものとは一体なんだったのだろうか・・・
想像すると恐ろしい。

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