おばあちゃん大丈夫かなあ?

僕は、今、自宅から自動車で2時間半くらいかかるところの現場を担当しています。

地すべり地になっているため、山深いところから急に集落が開けるところになっているわけです。

現地踏査をしていると、近所のおばあちゃんに会い、蜜柑をもらってしまいました。

 

happyman:「すいません。この周辺を地質調査しています。おじゃましてますね。」

おばあちゃん:「名古屋からですか?遠くから大変ですね。」

happyman:「遠いですね。おばあちゃんのお茶畑きれいですね。」

おばあちゃん:「あー仕事もないからねえ。することもないから・・・でもこのお茶も売れないねえ。」

happyman:「あっそうですか・・・。」

おばあちゃん:「子どもや孫も、飲んでくれないですよ。今じゃあペットボトルのお茶ばかりで、茶殻が邪魔らしいんですよ。」

happyman:「ペットボトルのお茶なんて、割高で・・・僕はお茶湧かしていますよ。」

おばあちゃん:「それにしても、あんた変わった仕事しているねえ。寒いのに頑張るねえ。」

happyman:「そうですかねえ・・・。働かないと食えないですし・・・。」

おばあちゃん:「誰もやらない・やれない仕事ができるのは良いですよ。仕事にあぶれなくていい。」

happyman:「そうですかねえ・・・」

 

そんな感じで会話が流れていきました。まあ地元のことも色々教えてもらったのですが・・・

翌日、また現場に行くと、細い山道で救急車とすれ違ったのでありました。

聞いたところによると、あのおばあちゃんの家の前付近で救急車が止まっていたらしいのです。

おばあちゃん?心配だなあ・・・と思ってしまうのでありました。

DSCN1319.JPG

山の沢の中は、つららになっています。寒い現場です。

 

 

 

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