秋葉原にでてきた瘋

秋葉原の事件は、取り上げないで居ようかと思ったんだけども・・・

僕も上京したら行くことの多い秋葉原です。

あの事件のあった場所もなんとなく理解できます。

東京の中で数少ない土地勘のある場所でもあるわけです。

 

このようなスタンドアローンな壊れた人(= 瘋)が次々出現することを危惧されます。

僕もその予備軍かも知れません。

「早く裁判にかけて吊せ。」というムードと「社会的敗者(負け組)の暴走」というテーマでこれから当事者の居ない議論が始まるのでしょう。

自殺を肯定するつもりはありませんが、この人は自分で自分を抹消することが出来ないために、他人の死をもって自分の抹消を望んだのでしょう。

彼にしたら死刑になれば、その彼のプロジェクトが完成するわけで、それは大阪教育大附属池田小の事件の場合でも同じです。

死刑は、この手のスタンドアローン的なテロには、抑止力としての効果はないと評価すべきであると思います。

死刑の抑止力は、「死ねない・死にたくない」と思うこの世に未練のある人だけに発効します。

 

無期懲役や終身刑に、その道を見いだせるのでしょうか?

今の無期懲役や終身刑は、一般社会から隔離されるだけです。

被害者およびその親族以外の人には、徐々に風化していくだけだと思います。

じゃあどうしたらいいのでしょうか・・・僕はこの状態まで落ちてしまった人の再生は可能だと思っていません。

 

ブラックジョークですが・・・上野の空室になっているパンダ舎にでも入れて、永遠に晒し物にしておくくらいの方法しか思い浮かばないのです。

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