今回の秋葉原の通り魔的テロ事件の犯人に対しては、同情の余地は全く持って存在しない。
この手の凶悪事件が増えているのか?と言えば、どうやらそういう通り魔事件は昔からあり、実際には事件そのものは減っているのだそうだ。
そういう事件に関して詳しくまとめられているサイトは、少年犯罪データベース(http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/)と言うところにある。
僕は、最近テレビを見るのを辞めたため、マスゴミがどういう風に報道を煽っているか解りません。
新小児科医のつぶやきさん(http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080611)によると、秋葉原に出没したオタクとして報道したいのらしい。
そのうちマスゴミ最大の敵であるインターネットが悪いという論調にすり替わるのは時間の問題なのかも知れない。
スタンドアローンな瘋はどこで生まれるのかと考えてみた。
トヨタ関連企業(関東自動車)の派遣従業員として勤務していた犯人は、勤務は至って真面目なのだが、会社の都合によって整理される側の人間としてカウントされていたらしい。
真面目に勤務していてこれだ・・・ばっさり切られるという崖っぷちの極度の緊張状態を常時強いており、さらに過酷な労働状態におかれていたようである。
こんな人はこの世の中にごまんといるとは思うが、明日はもう自分の居場所がなくなる恐怖心というのは、どんな人間においても過度のストレスであることには違いはない。
トヨタ自慢のカイゼンは、どうやら人の心を蝕むらしい。
かつては、某宗教団体の多くが、弱い人の心の不安に漬け込んで、このようなスタンドアローンを組織化させることに成功していた。
教祖様を信じさせることによって、自分の居場所(幻想に過ぎないが)を持たせているのではないかと思う。
その代償として、骨の髄までしゃぶり尽くすのであるが・・・。
どこぞ教祖様は、それを居場所を提供した代わりに組織テロを行ったのも記憶に新しい。
いつ誰がどこで道を踏み外すなんてことは、結局のところ予想できないのだろう・・・。人間は不完全で不安定な動物だから・・・。
コメント