携帯電話なんていざというときにはあんまり役に立たないのだろう(栃木雪崩事故雑感)
雪崩で高校生が死んじゃった事件。
Twitterで偉い先生が、こんなことを言っていた。
「雪崩が発生して巻き込まれてから、1時間も経ってから通報している。業務上過失致死傷じゃない。」
(引用は避けました。もう消しているかもね。)
昨日は読み流していたのですが、この記事が出てきたので、ちょっと記録しておこうと思う。
現場から通報できないという記事が出てやっと・・・あ・・・現場なら圏外かも知れないなと思った次第です。
ピンク色で塗られているところは、たぶんスキー場のところで、スキー場から外れたところは、ばっちり圏外だったに違いありません。
とりあえず、雪崩ってのは埋まってから10分以内に掘り出さないと死ぬようなので、まず30分は現地で緊急で掘り起こしていたことでしょう。
雪崩が起きたあとに下山するのもなかなか厳しいでしょうから、宿に戻って通報ってのは現実的な時間だったような気がします。
まあスキー場の区域に入ったら、携帯電波が入るということに気がついていれば、もう少し早く通報できたかも知れません。
でもこんな非常時に機転が利く人はあまりいませんね。
ちょっとそこまで行ってくるって感じで無線も持っていなかったのかなあ・・・と思った次第です。
最近は、携帯電話の通じない現場に行くことは有りませんが、携帯が通じない現場に入るときはやっぱり怖いです。
だいたい1人でしか行きませんので、まあ何処かのダム湖の畔で車と一緒に転落したら、行方不明のままです。
明くる日、家族から会社に「うちの人帰ってこないんだけど」ってことになるでしょうから、その時はあの世に行っていることでしょう。