コンクリートをもう少し勉強してみよう
さっかんさんから貴重なコメントを戴いたので、もう少しコンクリートについて勉強してみようと思っています。
偶然ですが・・・こんな話題がでてきました。
「硫酸還元細菌がコンクリートの劣化に影響を及ぼす。」
これはどうも下水管の内部の話のようです。
しっかり理解しておかないと行けないのは、硫酸還元細菌などの作用によって、下水管内に硫化水素が発生し、それが水に溶けて硫酸がとなることから、コンクリートの劣化が進むらしいのである。
もともとアルカリ性の状態のコンクリートが酸に触れることで中性化が進行し、鉄筋も強酸の影響で腐食するということであろう。
コンクリートを健全に維持することは、水が抜けないようにすることが肝要であると教えてもらった。細かいクラックが入っていればそこから乾燥化が進行する。その乾燥したところから酸性の水が入れば中性化が進むと言うイメージをしています。
岩石の乾湿繰り返しによるスレーキングの作用と良く似ているような気がします。仕組みは違うのかも知れませんが・・・
コンクリートは人工の岩石と考えたら、無縁ではないはずなので、もう少し勉強する必要がありそうです。