クラゲのように漂っているhappymanです。
迷惑極まりない隣国からの贈り物であるエチゼンクラゲですが、ここにきて有効活用法が出てきたそうである。
日本海沿岸に大量に押し寄せて深刻な漁業被害の原因となっている厄介物のエチゼンクラゲに、医薬品や化粧品などの原料となるたんぱく質が大量に含まれていることを、理化学研究所などの研究グループが発見、精製に成功した。 Click here to find out more! 1日付の米専門誌ジャーナル・オブ・ナチュラル・プロダクツ(電子版)に発表した。 このたんぱく質は「ムチン」と呼ばれ、オクラやキクラゲに含まれるヌルヌルした粘液の主成分。人間では胃などの消化器や粘膜に存在する。臓器や組織の表面を保護したり、異物をとらえて体外に排出する効果があり、保湿成分として化粧品にも使われる。 研究グループは2年前に、エチゼンクラゲからムチンの抽出に成功、「クニウムチン」と名付けた。人間のムチンと構造が非常によく似ており、医薬品などの原料として利用可能だという。 3トンのエチゼンクラゲから約1キロ・グラムのクニウムチンが抽出できる。研究グループは「工業化も比較的簡単。付加価値の高い資源に転換する道となるだろう」と話している。(2007年6月2日11時6分 読売新聞)
さすがに「捨てるしかどうしようもないもの」から何かを作ろうとする工夫は、日本人が一番得意なのかも知れません。
まあ、エチゼンクラゲが商業利用が可能なんてことを隣国の人が知ったら、「乱獲」して、日本には来ないようになると思います。
空から来る黄砂も、付加価値の高い資源に転換してくれると、隣国は黄砂を飛ばさない努力をするようになるのかもしれません。(かなり論理が飛躍していますが・・・)
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