happymanです。
少し前に神戸の六甲山で、遭難した人が発見されたなんて話がありました。
焼き肉のタレで生き延びたとか、色々説がありましたが、最終的に「脳が冬眠して、身体の組織も維持していた」という結論になってきたようです。
体温が低温になると、冬眠モードのスイッチが入るということを利用して、脳疾患の治療にも使われているらしい。
この冬眠モードになると、老化も抑制されるらしいのですから、冷凍人間よりも現実的なような気がします。
ほ乳類が氷河期を超えて生きてきたのは、こういう隠された生命機能があるのかも知れないですね。
兵庫・六甲山中で遭難、「奇跡の生還」脳冬眠が決め手 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
兵庫・六甲山中で遭難、「奇跡の生還」脳冬眠が決め手
神戸市灘区の六甲山中で10月、行方不明になった兵庫県西宮市職員、打越三敬(みつたか)さん(35)が24日後に発見、保護され、19日、神戸市内の病院を退院した。 遭難数日後に意識を失い、体温が22度まで低下して脳が冬眠するような状態となり、脳組織が壊されなかったことが、幸いしたという。担当医らは「まさに奇跡の生還」と驚いている。打越さんは20日、職場復帰した。 打越さんは10月7日、同僚らと山頂でバーベキューをした後、六甲ケーブル「六甲山上駅」で同僚らと別れ、歩いて下山したまま行方不明に。同31日、山中で倒れているところを、環境調査中の男性に発見された。 病院で記者会見した打越さんによると、下山中にがけから足を踏み外し、約10メートル滑落して骨盤を骨折した。遭難3日目ごろに意識が遠のいたという。打越さんは「助けてくださった方々に感謝しています」と語った。 (2006年12月20日12時45分 読売新聞)
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