旧第一勧銀松本ビルが取り壊される計画があるらしい。
松本を離れて10年近くたったので、「ん?そんなビルあったけ?」という印象ですが、「旧勧銀ビルを守る市民の会」のサイトをみたら、少し思い出しました。学生時代はその辺りを何度も歩いていたはずです。
松本の街並みを思うと、べつにこれを取り壊してマンションにしなくても・・・と思います。最近では駅近くの高層マンションというのは地方都市においても流行なのでしょうか?僕は高層マンションに全く興味がないので、この流れがあまり理解出来ません。
旧第一勧銀松本ビル
旧勧銀ビルは、いまから約70年前の昭和12年(1937)の建築で、『長野県史・建造物編』ならびに、日本建築学会調査による『日本近代建築総覧』にも登載されており、第一級の研究者による評価と高いものがあります。長野県史には、「全体の形の仕上げもあっさりしているから見逃しやすい建物だが、よく観察するとすみずみまでおろそかにしない優れた作品であることがわかる。ずらりと並んだアーチのデザインは、アーチの形が正円アーチでもゴシックの尖頭アーチでもなく、放物線のような独特の曲線を描いている。こうした曲線は、日本では大正期に誕生したもので、元をたどると『表現派』と呼ばれる1910年のドイツの新興建築運動までさかのぼる。これは、それ以前の古典的な様式に逆らって、新しい感覚を打ち出すために工夫されたものである。」と記述されています。
松本市内にある建物の中で印象に残っているのが「あがたの森公園」内にある旧制松本高校の校舎である。この校舎や講堂は今でも市民開放されて(いるはず?)おり、何かの催しなどに利用されている施設だったと思います。
今回の旧第一勧銀松本ビルであるが、JAZZのライブハウスとかにしたらかっこよさそうだなあなんて思うのですが、一地方都市の施設を黒字経営にもっていくには、我ながらやや貧弱な発想であるか・・・
山田建築設計室の晴耕雨読 – センシティブ=旧第一勧銀松本ビル?よりこの話題は立ち上げました。
【Amazon.co.jp限定】☆栄養士のれしぴ☆の一生使える副菜150(特典:「ツナマヨパスタ」レシピ データ配信) (扶桑社ムック)
¥1,430 (2024年11月22日 08:39 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら商品価格と取扱状況は記載された日時の時点で正確で、また常に変動します。Amazon のサイトに表示された価格と取扱状況の情報は、この商品が購入されたその時のものが適用されます。)
コメント
TBいただき有難うございました。
>JAZZのライブハウスとかにしたらかっこよさそうだなあなんて<
とても楽しそうですね。
古い建物や街を現代に生かしていくには、「カッコイイ!」と思える感覚が大切ですね。