「子ども」という詩

『 子ども 』
ドロシー・ロー・ホルト著、川上邦夫訳、1997年 新評論
批判されてばかりいた子どもは、非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは、力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは、ものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさわされた子どもは、鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、激励をうけた子どもは、自信をおぼえる
寛容にであった子どもは、忍耐をおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる
友情を知る子どもは、親切をおぼえる
安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは、世界中の愛情を感じ取ることをおぼえる

皇太子殿下が誕生日に朗読された詩であります。
子供をまだ持たないと言うのか、持てないと言うのか、持つことを望まないという僕にとってはいろいろな意味で複雑な言葉です。

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