すごい人体実験

昨日のNHKラジオで聞いたのですが、「なんとまあ」って思った人体実験が告発された。
まあ、第二次世界大戦後すぐのころの話だが・・・。

アメリカは、刑務所囚人に対して人体実験をするために、売春婦をあてがったのか?
囚人なんて、ただでさえ自由がないのに、そりゃ都合よすぎる話だろうなあと思うけど。
たしかに、モルモットみたいに病原体を注射するわけではないのだけど・・・
まあ・・・すごいことをやっている。

ペニシリン
は、第二次世界大戦の勝ち負けを決める、陰で支えた功労者の一つだと思っています。
まあ・・・アメリカさんにしたら50年くらい経てば・・・人体実験も時効だろうなんて思っているんでしょうけどね。

新薬実験、囚人らに売春婦あっせんし性病に : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

新薬実験、囚人らに売春婦あっせんし性病に

 【ワシントン=本間圭一】米政府は1日、中米グアテマラで1946~48年、当時新薬だった抗生物質ペニシリンが性病に効くかどうか実験するため、刑務所囚人や精神障害者らを故意に梅毒などに感染させたとして、同国に謝罪した。

 約700人が実験の対象になったとされ、オバマ米大統領は1日、グアテマラのコロン大統領に電話で遺憾の意を伝えた。

 マサチューセッツ州のウェルズリー大学のスーザン・レバビー教授が、米公衆衛生局(PHS)のジョン・カトラー医官(故人)の実験に関する未公開資料を発見し、政府に通知した。

 米側の発表などによると、カトラー氏は同期間、PHSの支援を受け、グアテマラの刑務所や精神科病院で、囚人や入院患者に実験の意図を隠して売春婦をあっせんするなどの方法で性病に感染させた。
(2010年10月2日21時42分 読売新聞)

ペニシリン – Wikipedia

発見後、医療用として実用化されるまでには10年以上の歳月を要したが、1942年にベンジルペニシリン(ペニシリンG、PCG)が単離されて実用化され、第二次世界大戦中に多くの負傷兵や戦傷者を感染症から救った。以降、種々の誘導体(ペニシリン系抗生物質)が開発され、医療現場に提供されてきた。

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