僕はこの1ヶ月くらい限界集落と言われてもおかしくないところに仕事に来ている。
まあ地元にいるのはおじいさんとおばあさんばかり、あまり若い人はいない。
現場にはいるところの前の家のおじいさんと話する機会があった。
話題はなんの変哲もない沢筋の山道である。踏み固めたあとがあるので、けもの道ではない。
この道は、戦前、ここから街に出るときに使った道だそうで、峠を越える道だったそうだ。
これが峠なのかな・・・戦時中は、徴兵された人もここで見送ったのだそうです。
峠を越えたまま、帰ってこられなかった人もいたんだろう。
まあ戦前~戦時中も景気が悪くて仕事が無かったのかも知れない。
どんな猫の額ほどの平地があれば、耕して米を作っていたのだろうなあと思われるところが、点在している。
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