「他人様の土地に、あそこは自然が残ってるから、使うことはまかり成らんと周囲の貧乏人がゴタゴタ言っても、そういう理屈は通らないだろう」というのが今回の結論ではないかと思う。
こういう自然を守りたかったら、もともとの地主が死ぬ前に、「自然を守るために公園にして欲しい」と自治体に寄付すべきなのである。
まあ純粋に自然を守りたいって思ってる人と、こんな所にこんなものを立ててもらっては困ると言う人と、何処の馬の骨だか解らない様な人が来て住んでもらっては困ると言う人、他の目的の人がごっちゃになって集団を作る反対運動は、見苦しい。
結局ゴタゴタに巻き込まれた名古屋市が1億円(無駄金)を払うことになりそうだ。
納税者を馬鹿にするのもええかげんにしてほしい。
中日新聞:平針里山、河村市長が開発許可 会社側、1億円損賠請求へ:社会(CHUNICHI Web)
平針里山、河村市長が開発許可 会社側、1億円損賠請求へ
2009年12月23日 10時15分
開発か保全かで揺れ続けた名古屋市天白区平針地区の里山5ヘクタールについて、河村たかし市長は22日午後、開発会社シィールズ(同市名東区)の加藤常文会長と会い、開発の許可証を渡した。
加藤会長は里山を開発し、住宅の建設に着手する考えを明らかにした。年明けには、市が許可を保留した8カ月間の金利や固定資産税など1億円の損害賠償を求めるとし、市側が応じなければ提訴する意向を示した。
河村市長は「何とか残したいと国や財界にも働きかけたが、万策尽きた。(同社に対し)申し訳なかったという気持ちはある。(損害賠償に対し)法律的な面は、今後検討します」と述べた。
保存を求めてきた「平針の里山保全連絡協議会」(代表・宗宮弘明名古屋大教授)は「開発は断固反対。今後も粘り強く保全に向けての活動を続ける」との声明を出した。
来年10月に同市で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で、日本のテーマは「里山」。河村市長と開発会社は、市への売却を前提に交渉を進めたが、市の鑑定額(19億5000万円)と同社の希望額(25億円)の差は大きく、市長は国や財界などにも働きかけを続けたが、埋まらなかった。
(中日新聞)
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