目の前にニンジンをぶら下げる

自分自身でも他人に対しても、何かをやり遂げるには、最終目標の前に、中間目標を持つのが達成へのコツであると考えている。その方法としては、中間目標に期日を指定した直接的なものや、中間目標を達成したときに褒美をあげるのが考えられるが、なかなかその目標設定をするのが難しい。
目の前のニンジンというのは、馬を走らせるために、目の前にニンジンを吊して食べたい食べたいと前に進ませようとする方法である。でもこの馬はこのニンジンは食べられるのだろうか・・・?
どうも支配している人間が、都合主義で目標が最後までたどり着けないように目標も遠く遠くに逃がしているような気がする。
一度満足させてしまうと、その馬は走らなくなると思ってしまうのかもしれない。
抽象的な話を書いてしましました。話が変わるのですが・・・
ある職場のアンケートに対して、ある人の答えを見ていたら、「これでは人はついて行かないんじゃないかな?」と思うことがありました。
・今の段階では機動的な道具(ノートパソコン・デジカメ他)がなさ過ぎる、各「馬」に道具を買い与える必要がある。
・動く「馬」側は、残業休日出勤をいとわず、時間を使うべきだ。
記載されていることは、かなりストレートであるけど、こんな案では誰もついて行かないと思うのです。
パソコンも、デジカメも使用者が使い良いようにカスタマイズするだろうし、そんなものをぽんと渡されても必要性を感じていない「馬」には、サイズの合わない蹄のようなもので、カスタマイズする方に面倒を見ますよと言う姿勢がないと、役に立たないと思うのです。
これらの道具はあくまで、仕事の省力化・・・無駄に持って行かれる時間を減らすための道具ですから、使う側からの突き上げがない限り、効率運用はできないと思うのです。どうもこの人は理解出来ていないようです。
また効率化は、各「馬」が考えてすることです。
ノルマが達成されれば、残業も休日出勤もないとニンジンをぶら下げなければならないと思います。
効率化したスキマ時間に、また仕事を埋めてやるなんて姿勢をしているのであれば、もっとおいしいニンジンをぶら下げないと誰も動かないと思います。

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