最近は何でも病気にして、そこの場所から逃げようとする人達が多いようですが・・・
まあ、そう言う状態になる前に、どこからでも逃げられるような生き方をしないといけないような気がします。
ただ僕自身も、袋小路のような感じになっており、気持ちはわからないでもありません。
要するに、生きてる楽しみが全くないから、身体もだるくなって、「何もしたくない病」に罹るってことでしょう。潜在的な精神的なものが身体に影響を及ぼしているような気がします。
疲労と病気(5)原因不明のだるさ続く : 医療大全 : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)
疲労と病気(5)原因不明のだるさ続く
神戸市に住む女性(46)は、病院の臨床検査技師として働いていた2005年10月、目が覚めると経験したことのない体のだるさに襲われた。体を起こすのも苦しく、トイレに行くのもやっと。仕事を休み、1日をベッドで過ごした。
翌日からは、筋肉痛やだるさに悩まされながらも何とか出勤したが、集中力がなく少し前に聞いた話も忘れる。短い報告書の文章も書けず、仕事にならない。
風邪もひきやすくなり、1週間ごとに、のどの痛みや微熱、体の痛みに襲われた。3か月間で体重は6キロ落ちた。
「心の病ではないか」と心配する上司の勧めで受診したが、精神的な病気ではないとされ、「慢性疲労症候群」との診断を受けた。
慢性疲労症候群は、生活が著しく損なわれるほどの疲労が半年以上続き、微熱や筋肉痛、頭痛、思考や記憶力の低下などが主な症状だ。一時的に改善する患者もいるが、再発も多く、寝たきり状態に陥る患者もいる。
1984年に米国のある地域で原因不明の微熱や、リンパ節の腫れ、倦怠感などの症状が集団発生したのを機に、診断基準が作成された。ウイルス感染も疑われたが、病原体は発見できなかった。
90年に国内で初めて患者を報告した関西福祉科学大教授の倉恒弘彦さんは、大阪市立大病院疲労クリニカルセンターで週1回、慢性疲労症候群の診察を行っている。倉恒さんは「症状を和らげる目的でビタミン剤や漢方薬を用いるが、今なお原因も有効な治療法も解明されていない」と話す。この女性は仕事を辞め、ほぼ家にこもる毎日。「いつになったら治るのか、先が見えない」と表情は晴れない。
2010年2月、東京都に住む患者の篠原三恵子さん(52)が代表となり、「慢性疲労症候群(CFS)をともに考える会」を作った。患者、支援者ら約20人の会で、講演会などを通じてこの病気への理解を訴える。
20年前に発症した篠原さんは現在、介護者なしでは食事や外出もままならない。「単なる疲労とは違うことが一般の医師にも理解されていない。特に重症患者の実態は十分に把握されていない。国は本格的な調査をしてほしい」と話す。(野村昌玄)
【慢性疲労症候群(CFS)をともに考える会】 問い合わせは、会の事務局((電)03・6915・9281、ファクス03・6915・9282)へ。午前10時~午後5時だが、不在の場合もある。 ホームページは、http://cfsnon.blogspot.com/
(2010年9月23日 読売新聞)
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