販売対象は・・・ヘビーメタルのドラマーさんだけですか?(笑)
まあ確かに激しい打ち方をする奏法は、ドラムスティックも劣化が早いか・・・
パーカッションの経験は無いのですが、パーカッションのドラムスティック選びはとても難しいのは聞いたことがあります。
まあクラシックなどは、そんな激しい演奏はないから、旧来のもので良いのかなあ?よく解りません。
プロのヘビメタ絶賛・新素材ドラムスティック : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
プロのヘビメタ絶賛・新素材ドラムスティック
ドラムスティックの製造を始めたカネコ総業の金子部長(右)と販売を統括するノアの高橋部長新潟県三条市の木工品製造会社が、木とプラスチックで作った新素材を材料としたドラムスティックの製品化に成功、来月から全国販売を始める。
木や金属が主流の従来製品と比べ、特有の強度や色合いを持ち、人気バンドのドラマーも称賛。関係者は、「楽器作りの街として三条を活性化できれば」と意気込んでいる。
ドラムスティックを製造したのは、同市大面のカネコ総業。園芸用品や工具などの製造を主としてきたが、安価な輸入品の増加などで業績が伸び悩み、新分野での商品開発を模索してきた。
こうした中、魚沼市の木材加工会社の貫木(つなぎ)産業と県工業技術総合研究所が共同開発した、木にプラスチック樹脂を浸透させた「WPC」という素材に注目。他メーカー生産のWPCに比べてプラスチックの注入率が50%以上と高く、業界屈指の高い強度が特徴だ。
貫木産業と連携し、2004年からWPCを材料にした新商品の開発をスタート。園芸用はさみや花瓶などの試作を繰り返す中で、「木の質感を残しながら硬度が高い。ドラムスティックにぴったりでは」と音楽好きの従業員が思いつき、08年末から三条市内で試験販売を始めた。
企業の製品企画などを手がける会社「Noah」(ノア、三条市月岡)の高橋憲示部長が、その高い品質に注目。今年4月知人を通じ、人気ハードロックバンド「アースシェイカー」のドラマー、工藤義弘さんに実際に使用してもらったところ、「高音域が響き、折れにくい」などと絶賛された。カネコ総業にとって楽器製作は初の試みで、ノアや工藤さんの助言を受け、本格的な商品開発に取り組んだ。
これまでに、色や形の異なる約10種類のドラムスティックを完成。都内で10月に行われる音楽フェスティバルで国内外のアーティストや楽器メーカーに披露し、ノアを通じて全国販売を始める予定だ。価格は2本セットで7000~1万円程度の見込み。
硬度の高いWPCは加工が難しいが、木工で培った技術が生かされているという。カネコ総業の金子昇部長は、「職人の技術があればこそ。輸入品にはまね出来ない」と胸を張る。ドラムやギターの部品での利用も検討しており、「金物の取っ手など付属品としての仕事が多かったが、主体的な商品開発でブランド化につなげたい」と意気込む。ノアの高橋部長は、「木工や金属加工などの技術が高い三条市は、楽器の一大産地になりうる」と期待を寄せている。
(2010年9月22日06時14分 読売新聞)
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