熟練技能者が足らない!?

企業の4割超「熟練技能者が足りない」 ニッセイ基礎研 – asahi.com : 経済

技能者と技術者は違うと僕的には思いますが・・・技能者はいわゆる「職人」だと思って考えをています。
さて今頃何を言ってるんだと思うような記事です。
難しい問題だとは思います。
引退していく職人が育ててこなかった罪。
後継者がついて行こうとしなかった罪。
サラリーマンばかりを作ろうとした教育の罪。
僕もサラリーマンである。
かの有名な管理教育の愛知県で育ったこともある。
管理教育に熱心だった地域からは外れていたが、それでも「は?」と思うことがあった。
いわゆる管理教育は高校だけではなく、中学からそういうものは存在したと思っている。
結局型枠にはめる教育というのを先行させていたのを、自分自身感じていた。
どう考えても、生徒指導までやらないと存在価値のない体育教師とか(笑)
軍隊張りに歌を歌わせた音楽教師とか(笑)
そんなものがごろごろ転がっていても、不思議でないのが愛知県の学校なのである。
まあ、愛知県の優良企業トヨタ自動車で規格通りの部品をミス無く作れるロボットを教育しているのだと、若かりし頃は思っていたものである。
職人は個性が強くできなければなれない。
こだわりが強くなければ、微妙なさじ加減・・・つまり勘は養われないと思うのであります。
こういう問題は、一年〜二年では顕在化しないために、慢性化したときには手遅れなのだろうと思います。僕の仕事も職人さんに良い仕事をしてもらえるからこそ、その上で仕事ができるのです。僕自身職人の素養を身につけないといけない部分があります。
さあこれから身に付けることができるかどうか・・・
いろんなことを集中して取り組むには雑用が多すぎます。
こういうのもたぶん若い職人が育たない環境を構築して居るんだろうと思います。
目を養うには経験を積む時間が必要ですが、僕は満足する職人になれる経験値が積めるのだろうか?自分でそういう環境を作るしかないと思っています。

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