ただただ運が悪かったとしか言えない

救急車のAEDが故障して心肺停止の男性が亡くなってしまったらしい。
救急隊の機材管理がなってないとか、AEDメーカーの問題とか裁判沙汰になりそうな気配だが、救急のAEDなんて、一番よく使っているものだろうから、機器の調子の確認はできていただろう。まあ調子が悪いのを意図して放置していたのなら話は別ですが、過失責任は問いにくい・・・ただ故障しにくい機器にしていくことやバックアップもサブの機械の準備は必要だと思います。
まあなくなられた方には申し訳ないけど、運が悪かったとしか言えないと思います。

僕は一度だけ、本当の急患に対してAEDをやっているところを見たこと有ります。
驚いたのは、完全な心停止の患者さんには「この方には処置の必要がありません」とアナウンスされるようです。
僕が目撃した方はそのままお亡くなりになりました。

救急車のAED故障、心肺停止の男性翌日死亡 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

救急車のAED故障、心肺停止の男性翌日死亡

 大阪市消防局は20日、救急隊員が心肺停止状態の男性患者(60)に自動体外式除細動器(AED)を使用したが、故障で作動しなかったと発表した。

 同消防局によると、AEDは2006年3月に購入した日本光電工業(東京)社製。4月7日午後、119番で市内の男性宅に駆け付けた隊員が救急車に備え付けのAEDを搬送前に3回使用したが、男性は蘇生せず、翌日、病院で死亡した。同消防局は「正常に作動していれば助かっていた可能性もある」としている。

 同消防局がAED内蔵の心電図を確認したところ、電気ショックが作動していなかったことが判明。同社が調べたところ、AED内部の電子部品が外れていたのが原因とわかった。

 同消防局では、今回の問題を受け、毎朝の作動テストの実施を義務づけた。

 同社経営企画室は「外部からの衝撃などでトランジスターが外れたとみられる」としている。同社は昨年11月、全国の病院や学校などに販売した別型のAEDが放電しないトラブルがあったとして、約10万7000台の改修を実施している。
(2010年4月20日22時37分 読売新聞)

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