市議会議員って死ぬまでやりたい職業なのだろうか?

僕の同級生のお父さんが市議会議員をやっていました。
たしかうちの親父とおなじ、今は65歳である。今は政治活動をしていない(はずである。)

そのおじさんは、子どもの頃、盆踊りでいやに目立っていたおじさんでした。
なんか、大きな声出して踊っていました。
その頃は、子ども好きな楽しいおじさんと思っていましたが、僕が小学校高学年になった頃に市会議員に立候補してトップ当選、そのあと4期もしくは5期くらいやりました。

大人になってから知ったのですが、そのおじさんは、もともと某電力会社の社員であり、どうやら市会議員枠に某電力会社枠というのがあるようです。
地元でも目立つ存在であれば、地元のパイプとして働いてもらえるため、会社も地元も送り込んだって感じである。
そのあとは後進にゆずり、政治活動は引退したようです。
県会議員にステップアップという支援者の声も有ったようですが、すっきり引退しています。
今思えば、職業「市会議員」と言うよりは、サラリーマンが社命により市会議員になったと言った感じの人だったように思います。

大阪の橋下知事にしかり、名古屋の河村市長にしても、市会議員は「職業」ではないと言い切っています。
確かに公務員を見ていても思いますが、国民の納税した金で生活させてもらっているという意識は無いですよね。
それの典型が、やり玉に挙がっている地方議員なのかも知れません。
景気が悪くなったことにより一般の民間企業よりも優遇された給料をもらって、横柄な態度で市民に接する。
給料が上がるときには、民間企業を追っかけるように昇給させてるのに、なぜか減給はしませんね。
税収が下がっているなら率先して、自分の給料を減らすのが、地方首長だったり地方議員だったりすると思うわけです。
河村市長は、別に市民税を減らしたいのが目標ではなく、市民税を減らすことによって、高齢化する名古屋市に若い人が入ってきてもらいたいという意識でやっていると思います。税収が減るから議員は反対しているようですが、高齢化した都市は、支出も真綿で首を絞めるように増えることになることを議員は解っていないのでしょう。

橋下氏、大阪市長に転身?「可能性ゼロではない」 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

橋下氏、大阪市長に転身?「可能性ゼロではない」

 大阪府と大阪市を再編する「大阪都構想」を唱える橋下徹知事は13日に放送された民放のテレビ番組で、2011年秋の大阪市長選について、「このまま平松邦夫市長と政治的に見解が合わなければ、(自ら出馬する)可能性はゼロではない」と述べ、構想を巡って激しく対立する平松市長らをけん制した。

 番組は12日夕に収録。橋下知事は、自らが代表に就いて19日に発足させる地域政党「大阪維新の会」について、「今の大阪市議は死ぬまでやりたい人ばっかりだから、大阪市の解体は無理。1期で構わない、大阪を変えたいと思うような集団を作る」といい、平松市長との対立が続けば「維新の会で、大阪市長を取りにいかなければいけない」と、次期市長選に候補者を擁立する可能性にも言及した。

 平松市長は「体制を変えればメリットにつながるというのは目くらましだ」などと批判している。
(2010年4月13日23時06分 読売新聞)

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