私の人工呼吸器を外してください

仕事をしているとクローズアップ現代を見ることはなかなかできない。
日曜日に買ったビデオでの最初の録画が、NHKスペシャルとクローズアップ現代だった。

クローズアップ現代はいいですね・・・30分で見られるので、時間的にちょうど良い。

それで2月2日(月)の放送は、いきなり難しい話題である。感想は書けない。

僕が当事者になったら、永久的に人工呼吸器をつけ無ければならなくなった時点で、治療の延命措置をお断りしたい。(たぶんできないのだろうけれど・・・)
この照川さんのように頑張れるとは到底思えない。
絶望の壁が目の前にあって、どうやっても避けられないとき・・・僕はどう生きるだろうか?
家族がそう言う状態になったとき、どう向き合うだろうか?

考えれば考えるほど・・・感想が書けません。

クローズアップ現代 NHK

2月2日(月)放送
“私の人工呼吸器を
        外してください”
~「生と死」をめぐる議論~

「私の病状が重篤になったら、人工呼吸器を外してください」。こう訴えるのはALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者、千葉県勝浦市で暮らす照川貞喜さん(68)。今は呼吸器を付けて生活しているが、病状が悪化して意志疎通ができなくなった時点が自分の死と考え、死を求める要望書をかかりつけの病院に提出したのだ。病院は倫理委員会を設置。1年間にわたって議論が行われ、去年「照川さんの意志を尊重すべき」という画期的な判断を示した。しかし、現行法では呼吸器を外すと医師が自殺幇助罪等に問われる可能性があり、波紋が広がっている。患者が望む「命の選択」を社会はどう受け止めるべきかを考える。
(NO.2691)

スタジオゲスト : 柳田 邦男さん
    (ノンフィクション作家)
スタジオ出演 : 篠田 憲男
    (NHK首都圏センター・記者)

コメント

  1. saykiyo より:

    多分、人は「ひと」との関わりが切れた時点で、ひとつの死を迎えるのでしょう。それがコミュニケーションなのか、心の繋がりなのか、自分がその時にならないと分かりません。でも、僕は精神的に弱い(弱いというより脆い)ので、プツンと心が切れた時点で「死」を選ぶと思います。その時に家族の事が頭によぎるかどうか・・・よく分かりませんけども。

  2. happyman より:

    saykiyoさん。
    コメントありがとうございます。
    気持ちの強さというのは、ツボがあると思います。
    どんな頑丈な精神の持ち主でも、蟻の一穴で崩れてしまうときは崩れてしまうのではないでしょうか?
    うまいこと人間バランスをとりながら・・・やっていくしかないのだろうと思っています。
    僕は気が小さいので、自分だけの保身を考えてやばくなったら一番最初に逃げることを考えるようです。
    それが僕の嫌なところであり、それが変えられない本質なんだと思ってますが・・・

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