Lmagazine休刊?

関西地区の地域情報紙「Lmagezine」が休刊になるらしい。
僕は、Lmagazineは購読していなかったが、同社の出版しているMeets Regionalは良く購読していたので、残念だなあと思ってます。
このままだとMeetsのたどる道も・・・心配です。

名古屋にはこういうタウン誌がない(手に取りたいと思えない)ので、こういう雑誌が消えてしまうことが残念でなりません。

「エルマガ」休刊 広告落ち込み響く – MSN産経ニュース

「エルマガ」休刊 広告落ち込み響く
2008.12.26 13:06
エルマガのバックナンバーを展示した「Lmagazine展」=カフェギャラリー「digmeout ART&DINER」エルマガのバックナンバーを展示した「Lmagazine展」=カフェギャラリー「digmeout ART&DINER」

 昭和52年に創刊し、「エルマガ」の愛称で親しまれてきた関西の地域情報誌の草分け、「Lmagazine(エルマガジン)」が25日発売の来年2月号で休刊となった。インターネットの普及に伴う速報・情報過多の時代の生き残りをかけ、近年はテーマを掘り下げてじっくり読ませる編集方針を模索し、一定の評価を得ていただけに、休刊を惜しむ声は少なくない。関西のカルチャー情報を伝える媒体が一つ消えた。

 壁に並ぶ数百冊のバッグナンバー。大阪・アメリカ村のカフェギャラリーで25日から「Lmagazine展」が始まった。

 同店のアートディレクターの古谷高治さん(36)は、「関西でカルチャーにかかわる人間が最も頼りにしていた雑誌だった。残念で仕方がない。これからどうしたらいいのか」と肩を落とした。

 創刊から31年。この間、映画の自主上映会やライブハウスのイベント、学園祭のスケジュールを細やかに紹介。学生らの情報源となり、46年創刊の「プレイガイドジャーナル」(昭和62年廃刊)や60年に関西に進出した「ぴあ」などと部数を競い合った。

 ネットが普及し、パソコンや携帯電話で手軽に情報が集められるようになるなか、エルマガジンでは5年ほど前から、スケジュール的な情報だけでなく、読み応えのある、事象を掘り下げた誌面作りを展開。レトロなビルや美術館、落語、書店、絵本、文房具の特集など、関西の文化を新しい切り口で発信してきた。編集長の蔵均さん(46)は「読者の反響もよく手応えを感じていただけに休刊はショック。結局、生き残れなかった」と語った。

 同誌の公称部数は28万部。発行する京阪神エルマガジン社によると、部数は安定しているが、広告収入が激減、休刊せざるを得ない状況になった。特に、同誌を支えてきた音楽業界や映画業界など文化的な業界からの広告が大きく落ち込んだという。

 25日発売の最終号(420円)のテーマは「ベスト・オブ・エルマガジン」。近年取り上げてきた美術館や書店、カフェなどの中から編集部が勧める施設や店を紹介している。蔵さんは「関西のカルチャーシーンの落ち込みは激しいが、そんな中でも面白い人や店は街にたくさんある。なんとしても復刊し、もり立てる役割を果たしたい」と話している。

      ◇

 「Lmagazine展」はカフェギャラリー「digmeout ART&DINER」(大阪市中央区西心斎橋)で。1月18日まで。

コメント

Amazon プライム対象
タイトルとURLをコピーしました