豚肉の名誉回復をして欲しいと思うhappymanです。
牛肉ミンチに豚肉などを混入させていた食肉製造加工会社「ミートホープ」の田中稔社長は21日、北海道苫小牧市の本社で記者会見し、自らが積極的に指図して偽装していたことを初めて認めた。 混入を始めた時期は、「7、8年前から」とし、「毎日のように続いた時もあった」と述べた。これまでは、20日の記者会見などで、牛肉が不足した際に工場長から相談を受け混入を容認したと説明するなど、自らの指示は否定していた。 混入の理由については、「安くするために色々なことをした。(他原料を混入すれば)1、2割は安くなる」と述べ、原料不足だけでなく、原価を低く抑え、利益を上げるためだったと説明した。 ミート社はまた、主な取引先だった食品大手「加ト吉」(本社・香川県)の子会社「北海道加ト吉」(北海道赤平市)など計16社に、今月までの1年間に牛肉ミンチを計150トン程度出荷していたことを明らかにした。出荷先は、千葉県や宮城県などの加工業者も含まれ、北海道加ト吉以外の15社への出荷量は計約91トンに上るという。出荷済みの牛肉ミンチについては回収し、牛肉ミンチを原材料に使った商品についても、メーカーと協議して回収する方針だ。 (2007年6月21日23時45分 読売新聞)
「混ぜてしまえば解らないだろう・・・消えてしまうものだから何も証拠は残らない。」と言う単純な発想である。
何でもそうですが、嘘はある一線を越えると非常に歩留まりが悪くなります。
最初は嘘をつくことに罪悪感を憶えながらも、おそるおそるやっていたものが、嘘をつくことが麻痺してきた。
嘘をつかなければ商売が出来なくなるところまで来ると、末期的症状なのかも知れません。
でもこれは、肉に限らず、姉歯建築士もそうであるし、いろんなところで起きている問題として共通しています。
明日は自分がそちら側の人間になるかも知れません。いつも超えてはならない一線を意識して仕事するべきのように思います。
豚肉を禁忌とした宗教の人においては、脳みそかち割られた気分になるのかも知れません。
もともと怪しい食べ物を、そういう人達は口にしないのかも知れませんが、今回の事件で一番最初に思ったことです。
コメント
この会社はCOOPにも納品していたとの事。
僕としては、ショックを隠し切れません。
この事実はすべての業界に巣くうもののような気がします。
コメントありがとうございます。
ここの会社の場合は何十年も前からやっていたようですね。
コスト縮減のためにやっていることであるならば、やってはいけないことかもしれませんが、いろんなところで巣くっている様な気がします。