ワーキングプア

ＮＨＫスペシャル「ワーキングプア〜働いても働いても豊かになれない〜」を視聴した。
数日前に、この番組があることを知り、2005年2月に放送された「フリーター漂流」の続編かと思っていた。
僕はこれまで「ワーキングプア」という言葉を知らなかった。
フリーターや契約社員が、正採用になれず、日雇い労働者になってしまう若者。（フリーター漂流のなれの果てか・・・）
地方の農家の収入が落ち込んでしまって、離農の危機。
地方の街の洋服職人の収入源がない。
リストラされた50代のお父さんのバイトの日々。
いろいろな事を70分に集約されていた。
感想は・・・書けないくらい、深刻な気分になった。
これらの原因はただ一つではない。
何かを良くしたからこの問題が完結する問題でもない。
ただ、決して今の僕に無関係ではない。明日は我が身であることを忘れていてはいけない。
ワークングプアは一代限りで終わらない。
ワーキングプアは世代に継承される。
貧乏人の子どもの教育が平等に受けられない。
息子に大学に行かせてやるだけの努力をするのが、親父の義務だと言っていた言葉が非常に辛く聞こえた。
NHKスペシャル:ワーキングプア
〜働いても働いても豊かになれない〜

そんな話題を取り上げていたら、毎日新聞の「縦並び社会」の第5編がスタートした。
このブログは、うちの嫁も読んでいるから、あまりネガティブな事を書くと、少し問題があると思うのですが・・・
結婚してみて色々考えることが多くなった。
結婚したことで色々責任が増えたことが、ある時には生き甲斐になり、ある時には負担に感じるのだ。
一体僕はいつも何を考えているのだろう・・・

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