人の噂について

昨日、奈良の小学生を殺して遺棄した容疑者が捕まりました。
あの犯行後、子供が外に出られない異常事態が、今年中に緩和されたことは何よりです。
まだまだ全面解決には至るには時間がかかりそうですが、このような理不尽な事件は正確な捜査と厳罰を持って対処して頂きたいと思います。
さて、この事件、なかなか犯人が捕まらないので、ここでは詳細なことをかけないのですが、とある人が犯人ではないのか？という噂がかけずり回っていたようです。
確かにその人の犯した罪は憎んでもあまりある事かもしれませんが、このようなところに噂の人物として登場するのは、いささか疑問が残ります。
極刑になってこの世を去っていく凶悪犯と矯正されたとはいえこれから死ぬまで罪の代償として長い人生をそのような噂の対象になって生きていく人とどちらが辛いのかは解りません。矯正をしようと頑張ったその人たちにとっても、この噂は辛いものだと思います。
犯罪に巻き込まれた被害者の遺族はそんなことを抜きにして救われないのも事実です。
自分や自分の家族を守るにはこのようなうわさ話が起きるのは仕方がないことかもしれませんが、このような噂話というのは、怖い暴力のような気がします。

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