弁護士の寛大な判決というのは、被告にとっては厳しい判決なのかもしれない

70歳のばーさんがコンビニ強盗をした裁判が開かれたらしい。
僕も70歳になったときには、そんな状態になっているのかもしれないな。
貧乏な長生きは罪なことなんだろう。

寛大な判決で、外に出したら、このばーさんはまた貧乏暮らしをするのか。
そのまま懲役刑にになれば、三食と雨露しのげる場所があるのか。
弁護士の寛大な判決というのは、被告にとっては厳しい判決になるのかもしれない。

所持金50円…70歳女性、コンビニ強盗を決意 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

所持金50円…70歳女性、コンビニ強盗を決意

 近所のコンビニに押し入って現金を奪ったとして、強盗罪などに問われた青森市金沢、無職工藤栄子被告(70)の初公判が12日、青森地裁(児島光夫裁判官)であり、工藤被告は起訴事実を認めた。

 検察側は懲役5年を求刑、弁護側は寛大な判決を求め、即日結審した。判決は29日。

 検察側は冒頭陳述で、工藤被告は月9万円の生活保護費をアパートの家賃などで使い切り、食事に困って強盗を決意したと動機を説明。9月14日早朝、近所のコンビニに包丁を持って押し入り、現金5万9000円を奪った、とした。

 検察側は証拠調べで被告の供述調書を朗読し、工藤被告が事件の数日前、「強盗したらどうなるか」と警察に相談するなど、犯行を視野に入れていた経緯に触れた。その上で、「おにぎりを買ったら50円しか残らず、強盗を決意した」とする調書を読み上げた。

 工藤被告は犯行後、店からわずか25メートル先の路上で逮捕されており、徒歩で逃げた理由を被告人質問で問われると、「足が悪く、歩いて帰るより仕方がなかった」と供述した。

 検察側は論告で、「監督者がなく、再犯の可能性が大きい」と主張。弁護側は「不適切なお金の使い方もしていたが、事件の背景には経済的な環境がある」と情状酌量を訴えた。

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