射幸心も一種の脳内麻薬なんだろう

物理的な麻薬ばかり考えていましたが、「ギャンブル」もまた、ひとつ人間の心に作用する麻薬なんでしょう。
僕もこれには、はまってしまったことがありますので、冷視して笑うことができません。
射幸心が、「どうせ負ける・・・でも今日は勝てるかも知れない」という心理状態にします。
だんだんそれが麻痺してきます。
今でもたまに、そういう心がぶり返してくるので、厄介なのです。
金が無くても、やりたくなったらおしまいです。それは麻薬もおなじですよね。
風俗なんかもその類だと思われます。
結局、僕は弱い人間ですから、そういうものを知らないほうが幸せに生きていけると思っています。

先日、少しパチンコ店を覗いてみました。
ぐるっと回って、あーあ嫌だなあ・・・と感じましたので、もしかしたらやっと中毒症状から抜けたのかも知れません。
中毒症状を抜くのに5年はかかっています。禁煙より厄介なのかも知れません。

ギャンブルに給与を全額投入、詐欺容疑の元課長 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

ギャンブルに給与を全額投入、詐欺容疑の元課長

　三重県桑名市の元環境政策課長の太田耕史被告（５４）が、業者や知人女性から現金をだまし取ったとされる詐欺事件で、太田被告が数年前から、馬券やロト６、ナンバーズなど数種類のくじを、月に約３５万円分も買っていたことがわかった。

　太田被告の給料の手取り分とほぼ同額で、愛知県警は、太田被告が膨らんだ借金を返済するため、ギャンブルやくじに金をつぎ込んでいたとみている。

　捜査関係者によると、太田被告は、調べに対し、「（借金が膨らみ）一獲千金を夢見て、馬券やくじを買っていた」などと供述。ほぼ毎月、名古屋市中川区のウインズ名古屋で馬券を約２５万円分、ロト６やミニロト、ナンバーズ、ジャンボ宝くじなどのくじを約１０万円分購入していたという。
（2010年4月7日06時44分読売新聞）