ネズミ講システム

今年一年も、何とか終わる。プライベートでは、楽しい一年だったかもしれない。
自分の人間の小ささも痛感した一年であったし、どう生きていきたいかを真剣に考えるべき一年だったかも知れません。

今年のニュースは何を言っても「金(かね)」だったのだと思う。
清水寺の人文字は、「変」という字で無難にまとめられていたが、今年一年は金の魔物に振り回されていたと僕は思っている。

堀江さん(ホリエモン)が再開したブログの中に、相続税100%と言う言葉に目をひいた。
僕も相続税100%は大賛成である。しかし条件は、年金全廃と宗教法人課税いう条件でである。

僕も超負担世代に置かれています。
池田信夫氏の書かれている世代間戦争を含めて、この日本の年金システムは国内で奴隷を作って、国内で消費しようとしているわけです。ネズミ講そのものである。もうすぐこのネズミ講は破綻する。
今後訪れるであろう僕らのような超過剰負担世代には、もう老齢の親の面倒を見るための、資金もマンパワーも存在していないはずです。

宗教は本当ならば心の救いを求める人に、教祖は身を削ってでも救うべき存在なのであるが、実際にはそうではない。
姿がそのものを示している。すなわち「デブ」。人の血(金)はよく太るように作られているらしい。これもまたネズミ講。

人間の遺伝子の中にはネズミ講を構築するシステムが組み込まれているのかも知れない。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」というものの、ここで「苦労」というのは安い報酬と長時間単純労働ではなかったはずだったと僕は思います。
「選挙に行かない若者が悪い」というのもいるだろう・・・でもこの国のルールは「金持ちのじーさんばーさん達がハッピーな生活を送れる」のが前提であるため、若者が選挙に行っても、変わらない・・・と思っています。

僕はいつまで普通に普通の幸せな生活が送れるのだろうか?と戦々恐々としているわけです。

世代間戦争 – 池田信夫 blog

私の世代は払った以上の年金を受け取れるので、これはすばらしい制度だ。しかし若年世代は、私の世代の最大18倍の税金を負担する。本当は、若者は暴動を起して、フリードマンのいうように公的年金制度を廃止させるべきなのだが、幸い彼らはそれに気づかない。景気対策がどうとかいう話は、その目くらましである。リフレを賞賛して「世代間の負担は生じない」などとうそぶいている辻説法師は、ノンワーキング・リッチの既得権を代弁しているのだ。

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