PC改造計画1とつけたのは、計画2が有るわけで、こちらの計画も進行している。
最近のデスクトップ型のPCのM/B(マザーボード)は、メモリーが8GBまで搭載できるのが一般的である。
会社から与えられた初期仕様はメモリ2GBとなっており、ワードやエクセルを普段使う分にはあまりストレスを感じないが、写真整理やAutoCADなんかを使い出すと、メモリが足らないのかも?というようなストレスを感じていた。
最近のDDR2-800のメモリーは、アホみたいに安い。2GBのモジュールを二枚買っても、1万円てお釣りが来る。
それならば・・・メモリーは多いに越したことにない。4GBのメモリ増設を決断した。
なかなか最近のPCはそうは問屋が卸さない。
仕事で使用しているWindows XPは32bitOSのため、メモリ4GBの壁が存在する。
4GB以上のメモリを つけても、下記のように、3.2GB迄しか認識しないのである。
まあそういうことで4GBのメモリを増設しても意味がないことが解る。
まあここでちょっとGoogleのお世話になってみたところ、余った認識されていないメモリを活用できる方法があるらしい。
【特別レポート】32bit Windowsの管理外領域をRAM Diskに使う
どうやら・・・「Gavotte Ramdisk」というのが肝となっているようだ。
細かい説明はGavotte Ramdisk まとめWIKIに行ってみていただきたい。
余ったメモリーを、HDDドライブディスクにしてしまおうと言ったところである。
レジストリからいじるので、会社のPCに入れることは躊躇したが、会社の専用ソフトがある限り64bitOSに移行することは当分先であろうと判断したため、入れてみた。
R:Ramdiskと書いてあるのが、それである。合計6GBになったので、あまりが2.68GB出来たようである。
さてこのRamDiskであるが、電源を消すと中身はすべて消えてしまう。
そのため、テンポラリーなデータしか入れられない。
「意味無いじゃーん」なんて声が出そうだが、意外とHDDにメモリーの仕事(仮想メモリ)をさせていることも多いのだ。
とりあえずやったこと・・・
○AutoCADの自動バックアップのフォルダを移動した。
→仕事中、カチッと固まることが無くなった。(これだけで効果絶大)
○環境変数のTEMPを移動した。
→あまり体感はない。
○印刷のスプーラーを移動した。
→若干であるが、Docuworksのデータ作成が早くなったような気がする。
○IEのテンポラリーなフォルダを移動した。
→よくわからない。
○Firefoxのキャッシュも同様に移動させた。こいつは設定が面倒なので、こちらを参考にした。
→RSSの読み込みは早いぞ?。
そういうことで、対費用効果があったかというとなかなか難しい評価であるが、AutoCADの作業中に、カチッとソフトが止まるのが相当のストレスだったので、それだけでも効果は大きいと思う。
なお、この改造はシステムを破壊する恐れがあります。
実行する場合は自己責任で行ってください。
特に会社のPCの場合、システム管理者にばれたら問題になります。
システム管理者が問題を的確に把握して先に手を打たないので、こういう行為が先行すると僕は思います。要は偉そうなことを並べて、「俺がルールブックだ」という顔をするだけで、脅迫しているシステム管理者がいると言うことです。ユーザーは顧客なはずなのに、社内の人というだけで顧客満足をないがしろにしている事実があり、一言言えることは「サボタージュ」を棚に上げているのです。
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