ベッドの傾きの問題もなんとなく解決したので、今のところの150mm四方のPLA0.4mmの薄板をベッドに綺麗に出す方法をメモしておこうと思う。
Kingroon KP3のベッドの傾きをバカみたいですがアレで直しました #KingroonKP3 #3Dプリンター – happyman web
0.大前提
Kingroon KP3のマグネットシートが熱で膨張収縮をするようで、寒い時期に使い出すとホットベッドの熱でレベリングが狂ってきます。
30分くらい運転していないと安定してこないようで、そこでレベリングしてやると綺麗にでます。
でも冷めるとまたガタガタになるという、なんとも微妙な感じになっています。
kaika0.4mmノズルなら(普通のノズルでも?)これくらいのクオリティは出せますので、我慢です。
スライスソフトはcura4.8、ノズルはkaika604、フィラメントはその辺に転がっている汎用PLAでフィラメントドライヤーかけてます。
1.品質部分の設定
初期レイヤー高さは0.2mmより薄くすることは諦めました。
上下面ラインの幅を0.32mm(80%)にしてあるのは、薄板の上面に模様を一層定着させるため。
上下ライン幅を0.32mmにしたら千鳥格子の細かい部分が綺麗にでた #kaika #KingroonKP3 #3Dプリンター – happyman web
下ライン幅を0.32mmにすると、たたみいわしみたいになってしまうので、それを初期レイヤーのライン幅の設定部分で0.4mmに戻す設定をしておく。
初期レイヤーの定着がなかなか上手く行かないので、150%くらいにぶっとくしても良いかも知れない。これは今後の課題。
2.マテリアルの設定
印刷温度はkaikaノズルでは180度の方が綺麗だということで今のところ評価しているので180度までさげる。
190~200度推奨PLAフィラメントを、180度で再び造船(3dbenchy)をしてみる #kaika #KingroonKP3 #3Dプリンター – happyman web
定着しないのでビルドプレート温度は初期レイヤーの部分を70度にしていたが、あんまり良い感じではなかったので60度に戻した。
フローは78%としているが、それでも2層目でベゴが若干でるので、もう数%下げても良いかも知れない。
上面のフローは模様をくっきり出したいので、80%にしているこれは今後の課題。
初期レイヤーフローは線幅を太くしているので、更にフローを減らしている。
70%でも少しベゴがでたので更に下げた。
3.出来型の記録
いかに二枚で良い平面を作るかによって大きく出来型が変わってくることは理解したので、この二枚の設定が重要と考える。
青海波・・・少し押しが甘かった。
千鳥格子ももうこれなら納得レベルになってきた。
麻の葉は線がシャープになってこれは良いな。
そろそろレザークラフトの方に行こう・・・