FUSION360

FUSION360であの壺を作りたいんじゃ~の巻(サーフェスモデル事始め)

FUSION360で角張ったものばかり作っていると素人丸出しな感じがして、ちょっと恥ずかしいのです。

ここでは三次元的にカーブのあるものを作れるようになりたいと思いまして、やっぱり曲面を付けるなら「壺」でしょうと言うことになりました。

今回はサーフェスモデルで作りたいんです。

カーブのなめらかな壺を作りたいんです。

取っ手も付けたいな。

実はアレが作りたいんです。

ではやってみましょう。アンチョコはありません。

高さ方向に壺の断面図の円を描きます。

ロフトで円を選んでやると、厚みの無い壺のようなものが出来ます。

このままだと壺に底がないので、作成-パッチをします。底が出来ました。

このままだと厚みがないので厚みを付けたら壺のできあがり。でも取っ手もほしいよね。

平面上に取っ手の中心線を描いてやります。

パスに沿った平面を作ってやり、取っ手の断面形状をスケッチします。

ロフトでまた引っ張ります。通過線を認識させると厚みのない取っ手が出来ます。

取っ手に厚みを持たせると、壺本体と上手く接合出来ていません。はまりました。

なんか知らないけど、綺麗にはまった。これをミラーしてコピーします。

やっぱり顔をつけたくなりますな・・・平面にスケッチを乗せて、壺の面にスケッチを投影させます。

顔が付きました・・・これ出力出来るんだろうか?って思ったのでやってみました。

なかなか良いんでないかい?

ここまで出れば完成できるか?取っ手が垂れると思いましたんで。

おぉ!かなり良い感じに出来ました。

顔はしっかり出ていると思ったら・・・

端折って作った鼻と口部分が乱れてしまいました。

自在カーブのあるモデルが作れるようになるとFUSION360って一気に面白くなるような気がします。

FUSION360で、筒状のモデルに模様を入れたいんだの巻(シートメタル事始め)

FUSION360なんだが、1年使ってもサイコロと板と穴とネジくらいしか作れませんでした。

ネットで転がっているモデルを出力するだけじゃつまらないなあということで、とりあえずボクは何を作りたい?と自問自答したら、筒に模様を入れたいということになりました。

ではやってみましょう。アンチョコはこれです。

(123) 【Fusion360の使い方】シートメタル機能を応用して模様の入った指輪を作る方法 – YouTube

そのまんまです。自分が忘れないようにメモだけしておきます。

筒に模様をいれるにはシートメタルという機能を使って、1箇所切れた筒を作る。

筒を平面展開して、その上に模様を載せるために面にスケッチを投影する。

あれこれやって凹凸を出して、元の形に戻したら筒の切れた部分を塞ぐ。

スケッチで円を描いてやり、一部をかけさせておく。

フランジコマンドで引っ張ると目の検査のような形状のものが出来る。

筒の切れ目に薄い直方体を引き出しで作り、それを基準面にする。

修正-展開で、筒が平たい板に伸びる。

スケッチを一枚作って、その上に模様を描くなり読み込むなりする。

押出コマンドで押したり引いたりする。模様が平面上に乗る。

面を再折り曲げするボタンを押すと。

筒にエンボス状の模様が乗る。

筒のスリットをスケッチを使って埋める。

あとは体裁を整えて、3Dプリンターに出力させてみます。

こんな感じで出力出来ます。

穴あき模様も出来ます。

この辺りが限界かも知れません。

この辺りだとkaikaノズルを持ってしてもなかなか微妙な結果です。

FUSION360ってあまり製図のこと考えなくても、直感であれこれやれてしまうんですな。

ちゃんとした寸法のあるものはこれでは出来ませんが、ざっくりとした形状のものは問題にならなさそうです。