3Dプリンター

3Dプリンターで出力する平板の接合方法を考えてみた #3Dプリンター

3Dプリンターでソックブロッカーを作成しているのですが、私の所有している3Dプリンターでは1回で全部出力出来ません。

アクリル板をレーザーカッターで切れば一番手っ取り早いと思いつつ、まあ3Dプリンターで出来ることを考えています。

3Dプリンターでソックブロッカーとかいうものを作ってくれと言われる #3Dプリンター – happyman web

前回、なんとなくそれっぽい男性サイズのソックブロッカーが出来たのですが、サイズ調整とともに、接合部が少し気に入らないので修正をすることにしました。

接合部分を5mmの穴ではやはり出力精度が厳しくなるので、邪魔にならない程度の大きさの穴に変更しました。

穴の凸部は、中を中空に、そして正八角形に変更しました。

Make: Japan | 3Dプリントで作る圧入パーツのコツ

丸穴に丸いものを入れるというのは難しいので、このような工夫で回避するらしいのです。

ただし、同じ半径の凹部の穴と、凸部の正八角形では、圧入することは出来ません。

3Dプリンターでねじを作ったときのことを思いだして、凹部部分の穴を少し拡大してやります。

Kingroon KP3でネジをプリントできるようになるまでの長い道のり #Kingroon KP3 – happyman web

実際にはこんな感じになります。

板厚が3mmにしてしまったので、半割にすると1.5mm、積層厚が0.2mmなので、実際には接合部は1.4mmしか出力されません。

したがって、穴の部分の凸部が若干盛り上がってしまう構造になってしまいました。

完全に平面状にしてしまうと、なんとなく強度低下を起こしそうな気がしたので、そのまま残すことにしました。

これは今後の課題とします。

 

3Dプリンターでソックブロッカーとかいうものを作ってくれと言われる #3Dプリンター

3DプリンターkingroonKP3で遊んでいたら、ソックブロッカーを作ってくれとメッセージが来た。

ソックブロッカー?って聞き返したら、これだとのこと。

ほう・・・おじさんの知らない世界だ。靴下を編むのに必要らしい。

なんせでかい。3Dプリンターの台に乗らない。そういうことは分割出力ってことですか・・・

まあよくわからないので、先人がなにかやっていないか探してみた。

 

 Sock Blocker (3D Foot) EU40 25cm Polygonal by OderWat – Thingiverse

これか?と聞いたら、立体は求めていないとのこと。

Sock Blocker by JoeLajoe – Thingiverse

どうやらこれが現物に近い形になりそうだ。ただ先方の要求事項が厚さ3mmくらいにしてほしい。

ん?このモデルで厚さ3mmは厳しいかも。

やっぱりでかいなあ・・・パチっとはめるようにモデリングしたんだが・・・

パチっとはまらない。うんこの部分はちょっと改良する必要がありそう。

24cmあるな・・・で依頼者に送ったら、誰が24cmなんてでかい足を頼んだ?と冷たい言葉。

どうやらもう少し小さい方が良いらしい。

なんとかプロトタイプは完成させた。

おじさんの汚い靴下を履かせてみた。こういう感じか・・・

やっぱりこの接合部が気に入らないんだな。少し改良しよう。

で・・・材料費払うから売ってくれとのことで、相場はいくら?って聞いたら木製のもので大体1000円だとのこと。

あー一本1000円ってことでいいですか?

完成していないのに、ラクマで売ればいいのに・・・ってこんなもん買う人いるんだろうか?

そういうわけでもう少し改良します。

3Dプリンターでマトリョーシカのような重ね箱を簡単に作ってみた #3Dプリンター

ダイソーで売っているようなプラケースばかり最近出力しています。

こんなようなやつね。最初は普通に出力していたんですが、花瓶モード(スパイラルモード)で出力するとこれが良い感じなんですね。

あ・・・まてよ。これってマトリョーシカのような重ね箱作れませんかね?ってことで、やってみた。

まあこうやって出力しまして・・・

こんな形で収まります。

調子に乗りまして、5つも出してしまいました。製図?そんな事していません。

それでは種明かしです。

curaのスケーリングでX方向とY方向を5%ずつ小さくしてZ方向は100%のままにしました。

それでスパイラルモードで出力という何も考えて居ないモデリングでした。

これなら蓋付きトレーも簡単にできますね。

トーテムポールです。汚い机の上からは以上です。スタックボックスと言うらしい。