Archive for 8月, 2010
理系は文系の奴隷ですが何か?
朝、山道でNHKラジオを聴いていたら、「理系は文系よりも年収が高いことを京大の調査で発表されました」なんてことを言うので、ハンドル切りそびれて落ちそうになりました。
やっぱり世の中を見ていない人が、アンケートを採って、「京大の教授がこんな統計出しました!」なんてことをしてしまうと、勘違いするのが出てくるから困ると思うのです。まあ世間知らずの大学教授が片手間にやった遊びであると思った方が良いくらいである。
asahi.com(朝日新聞社):「理系は文系より年収が100万円高い」 京大など調査 – 社会
「理系は文系より年収が100万円高い」 京大など調査2010年8月25日5時37分
理系出身は文系出身より高収入――。京都大や同志社大などのグループが大卒の人たち約1600人を調査したところ、こんな傾向がわかった。「理系は出世も遅く給与も低い」との説もあるが、年代別でも大学の難易度別でも、いずれも理系出身の収入が上回ったという。
グループは調査会社のサイトに登録している人を対象に、インターネットで回答を集めた。20~60代の1632人(平均年齢43歳)を分析したところ、文系出身988人の平均年収は583万円だったのに対し、理系出身644人は681万円だった。
年代別に推計すると、すべての年代で理系のほうが高かった。出身学部をベネッセコーポレーションによる大学難易度別にA(偏差値60以上)、B(50~59)、C(50未満)に分けたところ、同じ難易度ではいずれも理系が高く、最も高いのはAの理系。
Bの理系はAの文系の平均を下回ったものの、Aの文系でも受験で数学を選択しなかった人(文系中の文系)の平均よりは高かった。
京都大の西村和雄特任教授(経済学)は「技術系の就職が難しい文系より、理系のほうが選択できる職種の幅が広く、転職しても収入が下がりにくいからではないか」とみる。同志社大の浦坂純子准教授(経済学)は「文系卒のほうが収入が高いという説が理科離れの一因だとしたら、そんなことはないと言いたい」としている。
27日に京都大で開かれる理数教育の公開シンポジウムで発表する。(瀬川茂子)

海洋発電所
色々技術的に問題があるのでしょうですが、発電方法の分散というのは必要ではないか?と思います。
かねてから、海洋エネルギーの利用を推進しようという話が出ていたのですが、やっと国が動き出したという感じなのかも知れません。
原子力発電を否定はしません。ただし、それ1つに依存というのは、良くないことだと思います。
海洋発電所を2012年度に建設…波力など利用 : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
海洋発電所を2012年度に建設…波力など利用経済産業省は25日、波力や海流などの海洋エネルギーを利用して発電する「海洋発電所」を実用化する方針を固めた。
2011年度に実証実験を行い、12年度に産官学共同で発電所を建設し、16年度以降の実用化を目指す。11年度予算の概算要求に10億円を盛り込み、15年度までの5年間で130億円を計上する予定だ。
海洋エネルギー発電は、海に浮かべたブイの中や堤防に設置したタービンを、波の力で回す「波力発電」が代表的だ。海中のプロペラを潮流で回転させる「潮流発電」、海の表層と深層の温度差を利用する「海洋温度差発電」などもある。
太陽光や風力と異なり、海洋エネルギーは時間帯や天候にかかわらず発電でき、温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーとして、米国や英国などで研究開発が進んでいる。ただ、発電効率の向上のほか、台風など荒天に耐えられる機器類の開発や海上からの送電方法の確立など課題もあり、国内では大学などでの研究段階にとどまっている。
経産省は11年度に実証実験に参加する大学や企業を公募し、日本の環境に適した発電方法や立地選定を行う方針だ。12年度には発電装置を大規模化、集積化した海洋発電所を建設し、15年度まで運転ノウハウの蓄積や技術開発を進める。
これまでの研究では、波力は日本海、潮流は太平洋や瀬戸内海が適しているという。経産省は、技術を確立できれば、利用しやすい沿岸部だけで原子力発電所数十基分に相当する3000万~5000万キロ・ワットの発電が国内で可能になるとみている。
(2010年8月25日14時36分 読売新聞)

落盤事故
落盤事故発生。生存者はいますが、救出に4ヶ月がかかります。
そんな話が、南米チリで発生しました。
とりあえずボーリングの孔を掘ったら、生きているという連絡があって、大喜びな話なのであるが、四ヶ月閉じこめられているというのはどういう気分になるのだろう?と思った次第なのである。
これはかなり地獄だと思いますよ。ライフラインは直径10cmの孔だけである。
とりあえず・・・ライフラインの孔をあと10本くらい掘ってあげたい気分であります。
このあと、この話は良い方に進むのだろうか?
私はかなり不安視していますが、あっちのラテン系の人は楽観視なのかもしれません。
時事ドットコム:17日ぶりに33人の生存確認=救出まで4カ月必要か-チリ鉱山事故
17日ぶりに33人の生存確認=救出まで4カ月必要か-チリ鉱山事故【サンパウロ時事】南米チリ北部のコピアポ近郊のサンホセ鉱山で起きた落盤事故で地下約700メートルに閉じ込められた作業員33人全員の生存が22日、発生から17日ぶりに確認された。安否を気遣っていた家族や国民は勇気づけられ、救出を待ちわびている。
地元メディアなどによれば、落盤事故は今月5日、地下400メートルで発生。ドリルで生存者捜索のための穴の掘削が進められ、22日に地下約700メートルにある避難所近くまで穴が到達した。その数時間後、物音を聞いた救助隊がドリルを通したところ、赤ペンで「われわれ33人は避難して無事」と書かれたメモが付いて返されてきた。つり下げたカメラを通した映像には、暑さのため上半身裸姿の男性や、カメラに近づき手を振る作業員の姿が映っていた。
男性作業員(63)が妻にあてた手紙には「我慢して信じていてくれ」と記されていた。地下にはわずかながら水や電気もあり、換気も保たれているという。ただ、条件は劣悪で、政府は食料や医薬品を送る方針。
これまでの救助活動は難航し、現地からの報道では、避難所に到達する試みは既に7回も失敗した。救助隊によれば、全員を無事救い出す規模の穴を掘るには4カ月程度の作業が必要だという。(2010/08/23-12:33)
